『成りあがり』の続編を読んだ。
『成りあがり』の時の矢沢永吉さんはビックになるという信念の元で血の気のある生き方をしていた。とにかく本気で音楽と戦い、壁を壊していくような生き方だった。
50歳頃のことまでを書いたこの本は、それまでの事件や出来事のことが書かれ、うっすらとそのことを知っていただけの自分には衝撃的であった。
家族という視点での文章は、以前の本ではあまり書かれていなかったので、家族との時間があっての今の矢沢さんの姿なのだと実感した。
若い頃の血の気の多い姿も見え隠れしつつ、自分とは何なのか、自分のやりたいことに正直に生きる姿は、人間としてのお手本のようにも感じて、心に残る言葉の多い本であった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年6月25日
- 読了日 : 2019年6月25日
- 本棚登録日 : 2019年4月25日
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