「学校」をつくり直す (河出新書)

著者 :
  • 河出書房新社 (2019年3月19日発売)
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感想 : 39

いやあワクワクするなあ。何か新しいことが起こっている。何か新しいことができそう。自分も何かしたいなあ。ワクワクするって大切だよなあ。それを哲学用語では「エロス」というらしい。ちょっと違うイメージを持ってしまうけど、いいことばだ。森毅も言ってた。楽しいことは伝染するって。軽井沢で何が起ころうとしているんだろう。まあ、そこまで行かなくても、いろんなところでいろんな実践があるんだ。いまの状況の中でも、校長の考え一つで相当違うことができる。無学年とか、ひとりひとりにあわせた時間割とかいいなあ。でもそれってトットちゃんがやってたよなあ。むかしからやってる人はいるんだ。でも逆にそれが広まらないのは、大人数でやるには難しいんだろうなあ。非効率的なんだろうなあ。だから、地方の過疎地なんかでそういう実践がどんどん増えればいい。それがいいと思って、そこに引っ越していく人がいてもいい。隠岐の島とかいいなあ。でも京都も捨てがたい。近くで何かできないかなあ、夜間中学の話も聞いたし。教育って別に子どもだけのことでもないし、ワクワクするのって、みんなうれしいし。きっと。でも、強制的にそうされるのはよくないよな。自分の思いで動けるのがいいなあ。いやあ、よかった。本書を読んでの素直な感想です。ところで、読みたい本が次から次から出てくる。ワクワクするんだけど、時間もなくって、置く場所もなくって、困ったもんだ。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 苫野一徳
感想投稿日 : 2019年3月30日
本棚登録日 : 2019年3月30日

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