天下統一 - 信長と秀吉が成し遂げた「革命」 (中公新書 2265)

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  • 中央公論新社 (2014年4月24日発売)
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織豊政権ってのが戦国大名たちの分権化の流れと反対で革命的だったこととか、鉢植え大名化して自分の力で土地を切り取り守るって考えから預治思想に移行させたりだとか、指摘されてなるほどと思える歴史の捉え方です。足利家の幕府が鞆の浦に亡命してからも幕府として機能してたことや、信雄の代になっても織田政権が機能していたことなども、今まであんま考えたことがなく、これも自分の歴史観を修正するもんでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史
感想投稿日 : 2014年4月30日
読了日 : 2014年4月30日
本棚登録日 : 2014年4月30日

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