帝国主義真っ只中の大英帝国の女性らしく、英国が絶対の価値観といわんばかりで、蛮人の国としての日本に対する上から目線を感じる。多様性が一般的になってきた現代の価値観から見れば違和感を感じるが、利益や損得ない描写的な分析は、当時の日本を正確に分析していると思われる。
一部ネットで言われているように、日本賛美の一冊というよりは、日本を9貶して1褒める内容で、褒める対象は日本民族よりも日本の自然が多いという印象。
英国絶対のバイアスはかかっているが、当時の日本の現実が具体的に見えてくる描写は参考になる。
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- 感想投稿日 : 2023年11月8日
- 読了日 : 2023年11月8日
- 本棚登録日 : 2023年11月4日
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