とりかえ・ばや (9) (フラワーコミックスアルファ)

  • 小学館 (2016年5月10日発売)
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本棚登録 : 418
感想 : 17
4

今回はクライマックスに向けての種まきの巻?

四の姫と石蕗は、四の姫が大人になって、落ち着くかな。原作では石蕗は笑い者にされたまま幸せにはならないんだけど……まあいいか。四の姫ができた奥さまでよかったね、石蕗w
睡蓮の右大将への厳しい罰は現実的で、栄えている家だからこそ戒めなければならないという政治センスは現代の感覚で、おもしろく読めた。東宮はかわいそうだけど、最後はきっと睡蓮と幸せになると期待!
沙羅双樹の尚侍は、最終的には主上と結ばれるのだろうけど、子どもができるか云々以外に、そもそも矢キズで、正体がバレるはず。
関白家の登場人物の誰もその事は心配していないのがフシギ……。あの矢キズが伏線になってて、主上だけは東宮と同じく、正体を知っても黙ってくれたままハッピーエンドかな、と思っている。

またまた権力争いも勃発してきて、ラブだけでないおもしろさが楽しみです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: マンガ
感想投稿日 : 2016年5月14日
読了日 : 2016年5月14日
本棚登録日 : 2016年5月11日

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