前作に引き続き、どんどん読んでいった。
南星屋の治兵衛は菓子職人雲平との出会いによって以前に増してのびのびと生きていっているようだ。来し方は変えられないかもしれない。でも、模倣することから自分自身のオリジナリティが加味されたお菓子を作ることに変わっていくこと自体が治兵衛の「自分の生き方」をバージョンアップしていくことにつながっているようだ。
「亥の子ころころ」では雲平が探していた「尋ね人」も見つかる。なるほど、そうなったか!であった。
どのキャラクターも魅力的で、続きがすぐに読みたくなった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2024年3月24日
- 読了日 : 2024年3月24日
- 本棚登録日 : 2024年3月24日
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