京都を舞台にした短編が集められている。
図書館で「京都」という題名に惹かれて手に取った本。惹かれたときに持っていた「京都」のイメージは、私のある意味、先入観に過ぎなかったんだな、と思った。
読んで本当によかった。
観光地として内外の人々が知る場所ではなく、そこで生きる人々の市井の生活が書かれているから。
印象に残ったのは「深草稲荷御前町」と「吉祥院久世橋付近」。先に読み進めるたびに種明かしされるようで、どうなっていくのか気になった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年2月18日
- 読了日 : 2024年2月18日
- 本棚登録日 : 2024年1月27日
みんなの感想をみる