噺家は落語を話すことを稼業にして生きていく。
師匠と弟子、という昔から続く、育てられるシステムのなかで生き抜いていく。
夢を追いかけることのしんどさが一番わかるこの世界に自分から飛び込んでいくひとの自分語りに圧倒された。
総領弟子の喬太郎の語りはまるで高座で語られる噺のよう。ひとりの「若者」の物語だった。
落語が聴きに行きたくなった。
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- 感想投稿日 : 2023年12月29日
- 読了日 : 2023年12月29日
- 本棚登録日 : 2023年12月27日
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