李王家の縁談

著者 :
  • 文藝春秋 (2021年11月22日発売)
3.42
  • (32)
  • (89)
  • (139)
  • (19)
  • (7)
本棚登録 : 1113
感想 : 107
3

李王家のことがメインに書かれているのかと思っていましたが
主役は梨本宮伊都子妃。

戦前の皇族などに知識がない私は
平民では理解しがたい価値観に驚きますが
その立場しか知らない伊都子妃にとっては無理からぬことだったのでしょうか。
戦後は苦しい立場になったようですが
御主人様の軍事恩給?などで好きな歌舞伎など見てのんびり暮らされたとういような情報もありました。

本書最後の伊都子妃の日記を読むと
こういう方たちの目が注がれる中に飛び込んでいらした美智子様もさぞかし大変だったと想像できます。

李王家のことについてはほとんど知りませんでした。
韓国と日本の関係は過去にさかのぼって知らなくてはいけないことがたくさんあるのてすね。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年8月20日
読了日 : 2022年8月15日
本棚登録日 : 2022年8月15日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする