街場の憂国論 (犀の教室)

著者 :
  • 晶文社 (2013年10月5日発売)
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「国民国家は国民全員が愉快に暮らしていくことを継続していくことのみを目的とする」という一行の信念の元、あらゆる論旨が展開される。全くブレがない。ゆえにTTPには反対、護憲という立場を貫く。この一点において蒙が啓く。賛同するかしないかは別で、真摯に伝えることを心得る筆者の文章は他の評論家には出来ない芸当だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2017年9月13日
読了日 : 2017年9月13日
本棚登録日 : 2017年9月11日

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