2代将軍頼家の娘にして4代将軍頼経の妻、毬子。
夫よりも16歳も年上の女性は、花盛りの年頃をただ未来の夫の成長を待つだけだったのか。
3代将軍実朝の御台所の猶子となっていたのだから、ここまで放置されていたとは思わないが、これだけ夫と年が離れているのだからその間に別の人生があったとしても不思議ではない。
母の視点から語られる、歴史に埋もれたひとりの女性の物語。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2022年6月4日
- 読了日 : 2022年6月4日
- 本棚登録日 : 2022年6月4日
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