自分の勝手なイメージで聖武天皇は素晴らしい!なんてね
正倉院展観に行くと文化の素晴らしさにやられちゃう
それで続く孝謙天皇もいいかもーって
この辺りの時代は身内の争いがすごいって
分かってたんだけど
その背景で生き抜く女帝像に期待し過ぎたかな
この物語はヒロインである女帝を回想する形で
中心人物はお付きの女官たち
女性を語らせるのはお得意の玉岡節で
主題がきっちりして小気味いい
問題ありありの歴史人物を悪く描かずに
謎を解くようにしていくのはよかった
フィクションはこの辺?と考えながら
史実と比べながら興味深く読みました
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2021年6月1日
- 読了日 : 2021年6月1日
- 本棚登録日 : 2021年5月24日
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