お役所の掟: ぶっとび霞が関事情 (講談社+アルファ文庫 G 16-2)

著者 :
  • 講談社 (1997年6月1日発売)
2.96
  • (0)
  • (2)
  • (18)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 81
感想 : 8
3

 著者、実は前職でつきあいがあったのよ。
 お役人としては珍しく、ふらりと職場に尋ねてきて知遇を得た次第。
 その後、良く食事をしたりしました。
 本省→国立病院の監督機関→品川の検疫所→横浜の検疫所→神戸の検疫所と、まぁ、左遷されても飄々となさっていましたね。
 ポルシェのオープンカーに乗ってらっしゃいました。
 まぁ、内容は暴露本ではあるのだが、著者、いささかはみ出しすぎてしまったのね…。

 晩年は、パリにて客死。
 今、しみじみと話をしてみたいと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション:和書
感想投稿日 : 2011年8月22日
読了日 : 2011年8月22日
本棚登録日 : 2005年5月25日

みんなの感想をみる

コメント 1件

酔仙亭さんのコメント
2014/09/19

お付き合いがありつつも、少し日本の組織文化とズレがあったのではないかなぁ、と思っていました。
少しエキセントリックすぎたのではないかと。
ただし、分限免職になったのは、ある意味で濡れ衣だったのではないか。阪神淡路大震災の直後、お電話を頂きました。体調悪そうで、神戸の事務所に行けなかったとのことで。
その辺の、事情を明らかにしたいとお考えだったのでは無いかと思っている。

ツイートする