小説家井上ひさし氏による最近(昭和50年代後半)の日本語文法に関する考察。
こむずかしい文法の話もこの人の手にかかると面白い。下世話なワイドショーのように興味本位で楽しめる。
文法は面白い。
自分自身も含めて誰もが文法という法則の中に生きている事に気付いておらず、先に知った人がまだ知らない人に大きな顔ができるからだ。
社会の裏側を覗くのはノンフィクション作家の専売特許ではない。
こういう本でも世界観は変わる。
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- 感想投稿日 : 2015年7月13日
- 読了日 : 2015年7月13日
- 本棚登録日 : 2012年2月6日
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