福家警部補の挨拶 (創元推理文庫) (創元推理文庫 M お 4-2)

著者 :
  • 東京創元社 (2008年12月12日発売)
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金麦主演のドラマより原作の方が面白いと聞いて読んでみたら本当にそうだった。映像化するには細かい伏線をちくちく拾いロジックで繋げる内容は地味だし、じゃ あ強烈なキャラをとなると、無個性で「探偵役」という記号のように見える福家警部補が短編小説では有効に作用しているわけで、映像だとどうしても色が付いてし まってこれじゃない感がでてしまう。ドラマだと中途半端な福家より二岡くんの方が良い味だしてるしなw『最後の一冊』『オッカムの剃刀』『愛情のシナリオ』 『月の雫』の4編収録。倒叙ミステリは犯人役が曲者であるほど面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2014年9月19日
読了日 : 2014年2月24日
本棚登録日 : 2014年2月24日

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