筆者のあまりの頭の良さに驚嘆を通り越して小気味よい。
13歳の娘に置いていかれるのを必死でくいとどまる雪辱だ。
表紙にあるルービックキューブの絵は、実は極めて中身に関連が深い。
「置換」に関する「郡論」の世界を丁寧に解説している。
ただ、やはり抽象的な概念が多く、新しい言葉に乗り遅れると、すぐ落っこちてしまう。出てきた言葉を逐一メモって読んだ。
さんざん郡論と格闘して、ガロアの理論の骨子は理解できた気になった。大したものだ。
とはいえ自分でこの道具を使いこなせる気はまだしない。こなれるにはまだ時間が必要そうだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
数学
- 感想投稿日 : 2012年1月13日
- 読了日 : 2012年1月12日
- 本棚登録日 : 2012年1月13日
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