とりかえ・ばや (13) (フラワーコミックスアルファ)

  • 小学館サービス (2018年2月9日発売)
4.10
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本棚登録 : 332
感想 : 21
3

すべて解決の最終巻。
内裏炎上などスぺクタクルありで、クライマックスらしい展開。
混乱の中、帝の前に現れた二人の沙羅双樹の右大将。でもバレたら絶対絶命と思いこんでいたのは、当人たちのみなんじゃない? だって、沙羅を好きな帝は、さほど気にしている風じゃない。(うすうす分かってたんだよね?)これまでの関白左大臣家の皆さんの苦労は、一体何だったのか?というぐらいの拍子抜け感。
また、沙羅の悪美僧やっつけ方は無理があるだろう。あの態勢でああいう風に刀は使えないんじゃ??
物語は沙羅が妃になった後もタラタラ続くので、もうちょっと大団円に工夫がほしかった。
ただ、最後の梅壷の扱いとか優しい終わり方だとは思う。
沙羅と睡蓮の真相を知らない石蕗が、最後に睡蓮にからかわれる場面は痛快。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年2月5日
読了日 : -
本棚登録日 : 2022年9月25日

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