進む! 助け合える! WA(和)のプロジェクトマネジメント―――プロマネとメンバーのためのCCPM理論
- ダイヤモンド社 (2017年4月6日発売)
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感想 : 4件
本書は、ゴールドラット教授の提唱するTOC理論を実践するために編み出されたCCPM理論について書かれている。この理論の適用範囲は大規模なシステム開発プロジェクトや工場の工程管理など多くのヒトが関わり、TOC理論で書かれている最適なタイミング以外で着手することをルール化。それぞれの工程割り当て時間を半減して、生み出された余剰時間の半分を全体バッファーに加算。毎日の進捗管理で工数がかかり、バッファーを侵食した工程のサポートをすることで工程全体が遅れることを防ぐというものである。かなり、人的に規模が大きなプロジェクトや工場管理には効果があると思われる。タイトルのWaの意味は、助け合いがベースとなった管理手法であるところからきている。職種の違うヒトが関わる工程が多数存在する場合の管理にはチト不適合なソリューションかもしれない。
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- 感想投稿日 : 2017年6月2日
- 読了日 : 2017年6月1日
- 本棚登録日 : 2017年6月1日
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