表題作と007の話が面白かった。
表題作は今のシリアと照らし合わせて。
007はメタを作品構造として取り込んだ質の良いオマージュ。
他の作品はオリジナルの影響から抜け出しきれてない感じ。執筆順がどうなっているか分からないけど、作風のオリジナリティ獲得の軌跡として読むと面白い?
この先にハーモニーや虐殺器官があるわけで、その2点をつないだ延長線上に必ずあるはずだった傑作を読めないのが本当に惜しい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
SF
- 感想投稿日 : 2016年2月27日
- 読了日 : 2016年2月27日
- 本棚登録日 : 2016年2月27日
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