タイトルの『医学は科学ではない』理由は、本文中に幾つかの根拠を示してくれている。ただし、医学の非科学性を論ずるだけが主旨ではなく、現代医学の限界と課題提起を幅広く含んでいる。特に日本の医療制度について警鐘を鳴らす。現代医療が苦手とする病気に医師自身が罹った場合には、代替医療(非西洋医学)に流れるケースが多いという。この真偽はどうであれ、ありそうな話である。
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カテゴリ:
新書 理数系
- 感想投稿日 : 2011年7月3日
- 読了日 : 2011年7月3日
- 本棚登録日 : 2011年6月21日
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