春になったら莓を摘みに (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2006年2月28日発売)
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本棚登録 : 4272
感想 : 387
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心に留めておきたい言葉が多い作品だった.滞土録もそうだけど,梨木さんの作品は自慢みたいなものは感じなくて,だただた憧れるような人生経験が描かれていて,なかなか自分はその体験を実際にはできないので,こうやって本を通して得ることができるのは有りがたいなぁと思う.ちょうど今の自分や周囲の迷ってる友人たちに送りたい考えが多くて,こうやって今のタイミングにこの本に出会えてことに運命すら感じました.なので,今読んで欲しい!と勧めるのではなく,ふとしたときに手に取って欲しいような作品でした.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年1月30日
読了日 : 2015年1月30日
本棚登録日 : 2015年1月30日

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