食せよ我が心と異形は言う (Novel 0)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー (2016年3月15日発売)
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本棚登録 : 67
感想 : 7

「エピローグとそのあらまし」
舞台上で起きたこと。
突然のことで理解が追いつかなかっただろうが、全ての出来事を理解した途端の恐怖は凄まじかっただろうな。

「アテネ」
残党処理も仕事の内。
記憶があれば敵側になる可能性もあるかもしれないが、そうなるか分からないのであれば殺すのは間違いだろ。

「シェムハザ」
彼女の身に起きた事。
今まで共に戦ってきた仲間を簡単に差し出そうとしただけでなく、価値のあるものに仕上げるなんて狂ってる。

「プシケ」
取り戻すためならば。
当時の感覚全てを経験したからこそ選んだ道なのだろうが、絶望よりも憤怒が勝ち生き残るなんて辛すぎるな。

「イヴァ」
正常に戻り見た世界。
心を失っていた間の記憶が無ければ、身体の異常を顧みず助けようとした者は化け物に見えてしまっただろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2022年10月22日
読了日 : 2022年10月23日
本棚登録日 : 2022年10月22日

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