二つの物語が同時進行する。
ひとつは、海外ロマンス小説、もうひとつは恋愛小説。
最初読み始めたときは、「何じゃこりゃ?」って感じだったけど呼んでいくうちに面白く打て引き込まれ、すぐに読了してしまいました。
以下ネタばれ。
主人公は、海外ロマンス小説の翻訳を職業とする「あかり(28)」とボーイフレンドの「神名」。
現在、中世騎士と女領主の恋物語を翻訳中だが、あかりの日常生活に巻き起こるさまざまなエピソードに影響され、本来の中身とはまったく違ったストーリーに翻訳していってしまう。
神名は料理がとっても上手。共通の友人の引越しの手伝いをするなど、みなに好かれているが、あかりの父親だけには好かれていない。あかりは引越しをする友人の相談を受けるが、その回答に自分自身も影響されたりする。結局その友人は以前の恋人にストーカーされていたりする。
神谷は突然、海外に旅立っていくことを告白?したり。
海外ロマンス小説では、主人公の王子を殺してしまったり、王女が淫乱になったり、とんでもない方向に話の筋を捻じ曲げていってしまう。
でも、とっても面白かったです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年11月13日
- 読了日 : 2014年11月12日
- 本棚登録日 : 2014年11月13日
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