夫と小六の娘と暮らすパート主婦が夫の制服泥棒疑惑に翻弄され、ブランド服をねだる娘なりの交友関係を理解し借金をし、化粧品のセールスや売春に手を染める。転落のディテールが自然で常に滑らかで引き込まれた。決して利己的ではない逃れられなさの末の決断が強い。結末後も、闇も抱えていた娘と何とかなって欲しくなる。
読書状況:読み終わった
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2018年
- 感想投稿日 : 2018年10月14日
- 読了日 : 2018年3月9日
- 本棚登録日 : 2018年10月14日
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