黄昏色の詠使いVI そしてシャオの福音来たり (富士見ファンタジア文庫 さ 2-1-6 黄昏色の詠使い 6)
- 富士見書房 (2008年4月19日発売)
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感想 : 14件
詠使いシリーズ、久々です。
雑誌ドラゴンマガジンに連載されていた短編収録の短編集ですが、
同時に書きおろしの章にて「第1部完」の巻でもあり、この巻を飛ばすと
大変なことになってしまう、ドラゴンマガジンを読んだ人泣かせの巻。
自分は読んでいなかったので120%楽しめました。
雑誌連載時の雑誌の絵は載っていないので、ドラゴンマガジンで読んだ
方にも充分お得なのでは。
章ごとに色の名前がついていて、
色とかかわりの深いキャラが主役になっています。
クルーエルの「赤奏」はほのぼのですが、
「緑奏」「青奏」「黄奏」「白奏」は凄いお笑いです。
特に白奏は「文学少女」コラボアンソロとほぼ同時に読んだの
運命的すぎました(大笑)!!
竹岡先生の挿絵がこちらでも美味しいところに入ってます。
しかし自分やはりカインツさん×イブマリーさん好きなようで
「虹奏」が1番のお気に入りです。
この後の「空奏」がとんでもないお話です。
この話に出てくるのがクルーエルでなくネイトなのが大きいポイント
だと思いますね。
これまでクルーエル寄りだった物語が一気に彼に傾きました。
第2部も気になりますなー。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2009年10月29日
- 読了日 : 2008年11月23日
- 本棚登録日 : 2008年11月23日
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