ダンセイニ入門。ケルティックな黄昏と薄命の幻想世界。現実の人間関係は耐え難いほど頑固で猥雑だが、ダンセイニの世界は目覚めが苦しくなるほど儚く脆い。
その時間空間の感覚は神がかり的である。自らの感覚と想像力のみを糧とし、現代の似非ファンタジー小説を蹴散らす、真の幻想作家。
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- 感想投稿日 : 2007年11月7日
- 本棚登録日 : 2007年11月7日
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