マルクスが考えていた憲法はずいぶんと進歩的だったようだ。
マルクスと言えば共産主義、共産主義と言えば中国。中国と言えば人権抑圧。
という流れでマルクスの思想はかなり歪められて伝わっている。
しかし、資本論を読めば分かるように、彼の思想は今の民主手技を使って資本主義のゆがみをどう解決するかにあったのだ。
その進歩的なマルクスの思想を、当時のヨーロッパの歴史や法制度の変革、それに対してマルクスがどのように関わったのか?が書かれている。
昨今の経済状況のために、資本論が注目されていたそうだが、改憲の声が高まる今、彼が憲法についてどのように考えていたのかも注目してほしい。
この本は憲法とは何かを考える一助になるだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
その他
- 感想投稿日 : 2013年12月20日
- 読了日 : 2013年12月20日
- 本棚登録日 : 2013年12月20日
みんなの感想をみる