新撰組は三作目。もうちょっと史実が知りたいと思って読んだので、最初は脚色が強すぎるなぁと思ってしまった。でも読み進むにつれて、剣の腕は人一倍なのに無邪気で人をおちょくるのが大好きな沖田や沖田にからかわれる土方、土方と旧知の仲とされる山崎などキャラクターに愛着が湧いてくる。池田屋までだと短いなと思ったがバラガキ土方に取って一区切りつき、新たな新撰組へと向かっていく終わり方が読後感を気持ちよくさせている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2015年12月11日
- 読了日 : 2015年12月11日
- 本棚登録日 : 2013年2月8日
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