菊次郎とさき (新潮文庫)

  • 新潮社 (2001年11月28日発売)
3.54
  • (25)
  • (42)
  • (77)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 404
感想 : 53

本書はビートたけし氏の父である菊次郎・母さきについてのエピソードです。

著者の母は、著者が某写真週刊誌襲撃事件で検挙された際に「死刑にしてしまってください!」などと発言したことで有名な存在であるとされているが、これまで父について語られることはあまりなかったとされている。

構成は「saki」「kikujirou」「北野家の人々」で、どの章も面白く、心温まるエピソード満載でありますが、特に「kikujirou」の章は抱腹絶倒です。電車内では読めません(笑)

腕のいい職人であるが、人一倍恥ずかしがりで、酒でも飲まなければ言いたいことも言えない「ザ昭和の男」菊次郎。
小学校の授業参観には泥酔状態&ドテラ姿で登場するわ、結納(著者兄)の席で相手方の父と大ケンカしたものの話は奇跡的に破談せずまとまった等、菊次郎のハチャメチャ爆笑エピソード満載です。

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年7月14日
本棚登録日 : 2015年7月14日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする