実在の人物をモチーフにした中編2本が1冊に。
ここに描かれている人物は、共に、確かに現実に生きていた……筈なのだが、現実味というものが全く無いのは何故だろう。作中で『生きて』いるような気がしないのだ。そして、この場合、作中で『生きて』しまっては失敗になってしまうように思えてならない。不思議な中編だった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年11月18日
- 読了日 : 2019年11月15日
- 本棚登録日 : 2019年11月11日
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