ヒューマン -人類- (ハヤカワ文庫 SF (1520))

  • 早川書房 (2005年6月23日発売)
3.58
  • (8)
  • (18)
  • (23)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 164
感想 : 15
3

あれれれれ。
壮大なほら話だったはずが、妙にスケールが小さくなってしまいました。
ほとんど人間側主人公の遺伝子学者メアリーが受けた婦女暴行事件の解明と、ネアンデルタール人・ポンターとメアリーの恋物語。
確かに乗り越える壁として、大きな文化の差が書き込まれては居るのですが、世の中が変わるはずの大事件が、ほとんど個人的な話に落ち込んじゃっています。おしいなあ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: サイエンスフィクション
感想投稿日 : 2017年10月30日
読了日 : 2005年7月10日
本棚登録日 : 2017年10月30日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする