2020/11/05初版。図書館本としては異例の速さで読了しました。
今私にとって、現役の時代小説作家の中で一番と思っている青山さんなのですが。。。
この作品~短編集~はなんだか色んな「?」が浮かんでしまいます。
従来青山さんは「何かを極める」と言ったテーマが多かったのですが、今回は何か話が柔らかい。その為なのか文体も「語り」的になっていて、いつもの研ぎ澄まされた緊張感が薄れた気がします。さらに思考が飛躍して、それに付いて行けないのです。必然性を感じず「なんでそっちに行くの?」と思うようなストーリーが多く。。。
出版されたばかりで、他の人のレビューもほとんど無く、単に私の勘違いなのかもしれませんが。。。。
最後の「台」は突き詰めて行く感じが良い短編でした。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史・時代
- 感想投稿日 : 2020年11月22日
- 読了日 : 2020年11月22日
- 本棚登録日 : 2020年11月22日
みんなの感想をみる