母親は元モデル。父親は弁護士で二枚目。でも何故か息子は超肥満児体系な上に巨体で顔がゴリラ顔。あだ名は「ブタゴリラ」。しかし体系とは裏腹で心は純粋で繊細すぎてどうしても人と上手く接することが出来ない四天王寺寿杏と、高校時代の同級生で成績優秀容姿端麗、現在寿杏の父親の事務所に勤める若手弁護士、英駿二の話。(駿二×寿杏)。元になるストーリー的にはBLではありがちなお話(格好よくて出来る男×地味でいじめられっ子)ですが、そこにくっつけたキャラが奇抜!大体受けで地味でいじめられっ子て言うのは、小さめで華奢。でもよく見ると可愛い小動物系が多いと思うのですが、その間逆と云う所がこの本の一番の売りでしょう。そして私は読む前に挿絵だけを先に見る癖がありまして、絵は格好いい男しかいなかったのでてっきり「昔デブで今は痩せ」と言う内容だと思っていたんで読んでビックリでした。主人公:寿杏はよく見ると1P後頭部半分と、主人公なのにカバーの裏に後ろ姿だけという扱い。こんなの初めてです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL小説家:か行
- 感想投稿日 : 2006年11月19日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2006年11月19日
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