ニュートリノ天体物理学入門―知られざる宇宙の姿を透視する (ブルーバックス)

著者 :
  • 講談社 (2002年11月21日発売)
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本棚登録 : 179
感想 : 22
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小柴さんの経歴の概要と、
カミオカンデの概要は理解できた。
ただ、素粒子の理論と実験の概要。
そして宇宙物理との関係の概要。
それらが結局よくわからなかった。
「この本を読んで物理に興味をもってほしい」
という目的はかなり厳しいのでは?

ちなみに私は素粒子は専門ではないが、
大学で物理を専攻した人間…
だから説明の細部を含め、
文章自体を理解できる部分は多い。
でも肝心の文脈というか全体像というか、
大枠の概要はつかみづらいと感じた。
自分の読解力不足は否めないが、
文脈を理解するに必要な事前知識が
それなりに(多く)必要だと感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自然科学
感想投稿日 : 2012年8月15日
読了日 : 2012年8月15日
本棚登録日 : 2012年7月26日

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