非常に面白い。設定がいいんでしょうかね。
メイドになるとかはありきたりですけれども。
話のテンポがいいので読みやすく感じました。
考古学にしか興味を持たない主人公新木陣が、
ひょんなことから魔法のランプを擦ってしまった事から
巻き起こるコメディ。
魔法のランプを擦って出てきたのは、学園のアイドルでお金持ちのシエラ。
そして知らされるシエラ本人も知らなかった事実。
ランプの魔神の家系であること。
お金持ちであるシエラ家のお金は父が魔法で出していたこと。
ランプを擦ったせいでシエラに力が受け継がれ、
父は魔法が使えなくなり、シエラ家はいずれお金がなくなること。
お金がなくなれば、父と母は離婚するかもしれないこと。
受け継がれた力は最初は使えず、新木陣の願いを叶えていくと
いずれ使えるようになること。
お金のため、家族の平和の為、
シエラは陣の願いを叶えるため、奮闘するのであった。
と聞くとシエラが頑張るストーリーに聞こえるのですが、
シエラがえらい小生意気。陣の下僕に全然なってません。
むしろ陣がシエラの下僕。
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- 感想投稿日 : 2007年4月11日
- 本棚登録日 : 2007年4月11日
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