へんないきもの。
このひらがなで緩いタイトルを見た時、きっと皆、一時期流行った生物関連の絵本か何かだと思うのだろう。気になるから手に取ってみる。そして適当にページを開いた時、そこは雪国ではないがへんないきものが住んでいるのだ。
見開きにかなり実写的ないきものの絵、もう片方にはそのいきものに関する解説がコミカルに分かりやすく書かれている。見た目のインパクトで1度驚き、解説の『へん』さに二度驚く。一度で二度美味しいとはまさにこの事である。
幼少期の頃からいきものが好きだった僕にとって、親から与えられたこの本は自分のいきものの世界を広げるとても大切な一冊になった。それから僕はこの本を「いきもの探求入門書」と心の中で呼んでいる。
一度、この本を読んでみてほしい。もしかしたらこのレビューを読んでいる貴方は「虫はこの世から滅びろ」とうたうシティーな人かもしれない。「いきものが好きすぎてたまりません」という同士かもしれない。どちらのような人でもきっと、この魅力的でへんな世界に引き込まれることだろう。
蔵書なし
(ただし、続編を併せた本は蔵書あり)
本館2階東閲覧室(自然科学系) 480.4||Ha -
HN.黒羽
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年12月8日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2020年12月8日
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コメント 1件
tokudaidokusho2さんのコメント
2020/12/08