なんとこころが震える画集だろう。「描くということは、風景の数だけ生と死を考えること」「対象を突き抜けて凝視する存在理由」・・。真摯な制作の姿勢に居住まいを正さざるを得ない。「砂時計の砂は一粒残らず落下してゆく。ひっくり返すがいい。生と死が手をつなぎあった瞬間、あなたの生は今再び、深く、広く、熱く、時と人々の心埋めていく」。ああ、この眼で絵を見ることができることが喜び。
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カテゴリ:
絵本
- 感想投稿日 : 2007年10月3日
- 本棚登録日 : 2007年10月3日
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