トッカンvs勤労商工会 (ハヤカワ文庫 JA タ 11-2)

著者 :
  • 早川書房 (2013年2月20日発売)
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本棚登録 : 917
感想 : 91
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面白かった。

体裁の恐ろしさ、なんか結構わかるな。取り繕いがいつかとれなくなって自分もそれを信じてだんだん方向間違えるのって。

錨さんのは、なんだか考えさせられるエピソードだった。私は女でバリバリ働きたいけど、やっぱ子供を産むとなったときにどうしても働けなくて、その後もいろいろ制限があるのってなんだかなぁ、って思うけど、働けなくなった奥さんをささえるダンナさんもいろいろ逃げ場がなくてなんだかなぁ、なんだろうなぁ、と。
彼女のダンナはまじクズだなぁ、と思うけど、逆の女性も世の中にはいるはずで、その人たちは何も言われないんだろうな、と思って少し考えさせられた。

続きもよまなきゃ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2015年8月16日
読了日 : 2015年8月16日
本棚登録日 : 2015年8月16日

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