戦争にチャンスを与えよ (文春新書)

  • 文藝春秋 (2017年4月20日発売)
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本棚登録 : 75
感想 : 13
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いや、ちょっと時代遅れのマッチョ感はあるが、言っていることは割とまともかもしれない。
第1次大戦後のパシフィスト運動が、ヒトラーの台頭を許したように、何でもかんでも自民反対だけじゃ、何も話は進まない。
戦争が悲惨なことは、誰でも納得する。
でも、官邸前で変なデモして
何とか、なるほど世の中は甘くない。
と、
言うか、
デモを行えば行うほど、北朝鮮を挑発し、中国に
「尖閣へ行っても大丈夫!」というメッセージを与えることになるだけ。

全面的に、ここは正しいと思う。

ただし、
全面的に間違っているところもある。
全部の男が戦争が好きで、全部の女が戦士が好きなわけじゃない。
そんな甘いことで、子供は増えない。

ここ、完全に、間違っている。
ので、まあマイナス二点かな?

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史を振り返って真実を探る
感想投稿日 : 2017年5月6日
読了日 : 2017年4月29日
本棚登録日 : 2017年5月6日

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