奥州仕置き九戸政実の乱。南部信直と政実の南部家跡目争いに始まり次第に豊臣中央政権との東北の民を守る戦いへと変化して行く。各章で差出人がわからない手紙に憶測を呼び引き込まれる。この作品では石田三成が殆ど登場しないのだが話しが進むうちに三成の影が見え隠れし見えない敵と戦うのが上手く表現された作品。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
東北地方
- 感想投稿日 : 2021年5月5日
- 読了日 : 2021年5月5日
- 本棚登録日 : 2021年5月5日
みんなの感想をみる