さむらいウィリアム: 三浦按針の生きた時代

  • 原書房 (2005年10月1日発売)
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感想 : 7
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嵐、疫病、未開の国の野蛮人、飢えなどの危険を冒して、2年にもわたる航海をしてやってきた商人たち。野心あり過ぎです。10年して祖国の土を踏めたのは1人だけって言うのが凄い。とんでもない冒険野郎たちです。この本を薦められたときに聞いていたけれど、ヨーロッパ人が日本の先進文化に腰を抜かした、っていうのも興味深かった。ニッポン、凄いじゃん!残念だったのはウィリアムが主人公ってほどの扱いじゃなかったこと。イギリス商館長コックス伝って感じ。八重洲の由来となったヤン・ヨーステンの話ももっとあったら良かったな。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 歴史・伝記
感想投稿日 : 2013年11月23日
読了日 : 2013年11月23日
本棚登録日 : 2013年11月23日

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