マジ文章書けないんだけど ~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~ 2017/4/19 著:前田 安正
文章を書くのが得意と言える人は、ほとんどいない。
文章はどういうストーリーで作るかによって、説得力に大きな差が生まれる。そのストーリー作りこそが文章力である。
本書の構成は以下の4章から成る。
①主語と述語について考える
②文と文章の構造を考える
③人の思考を意識する
④「WHY」を意識する
難しいが勉強になる。
難しいがわかりやすい。
良い意味でギャップで構成されつくした本書。
伝えたいことは教科書的ではあるものの題名に「マジ」を使っていたり、キモカワなキャラクターが登場したりと興味を持ちながら読み進めることが出来た。
文章のプロが書いた本作において、もっとたくさんの言いたいことと言うべきことはあったとは思うものの、本質中の本質を厳選しそしてそれを最小限の言葉とわかりやすさで記されており、どの教科書よりも読み終わった後の得た活かせる知識量は多いのかもしれない。
どうしてもえいや~と書いてしまう文章。
基本に立ち戻り、少しでも本書のエッセンスを活用しながら書くということも意識していかないといけないのかもしれない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミュニケーション
- 感想投稿日 : 2017年6月11日
- 読了日 : 2017年6月11日
- 本棚登録日 : 2017年6月11日
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