入社1年目の教科書
著:岩瀬 大輔
組織は変わっても著者の中で変わらない「芯」
のようなものがあったと自負している。それは、仕事に取り組む際に大切にしてきた3つの以下の原則である。
①頼まれたことは、必ずやりきる
②50点で構わないから早く出せ
③つまらない仕事はない
そんなときも、この3つを死守する。それだけで仕事のスピードが上がっていくと同時にチャンスが次々とやってくる。
目の前のチャンスを一つずつものにしていくことで、仕事は、よりダイナミックなものに進化していく。仕事はどんどん面白くなっていく。
本書の構成は上記の3つの原則と50の心構えから成っている。
始まりの春。自分にとって春のスタートは大切。そして周りにとってもそれは同じである。PDCAのPを行う機会の今に初心を思い返しながら活用するために再読した。
当たり前のことが書かれているものの、当たり前のことが全てであり、当たり前のことが継続してできるかどうかが肝である。
断片的にその場限りでやる時期もあるかもしれない。しかし、体系的に捉え、全てを紐づけながら行うことができてはじめて次のステップにも立てることができる。
毎年桜咲くこの時期に読み返したくなる良書。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
思考法
- 感想投稿日 : 2021年4月4日
- 読了日 : 2021年4月4日
- 本棚登録日 : 2021年4月4日
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