やはり、宮部みゆきらしく最後は少し毒のある内容だったがなにせ読みやすい。 時代物だが文体はほぼ現代的だからなのか。 途中の挿絵が読みながら心の中に見えてる情景と同じでとても心地よかった! 表紙の絵もやはりいい! 安いドラマとかだったら最後は夫婦にでもなってハッピーエンディングだろうが、それを書かないとこが小説のいいとこで、読み手によってそれぞれ違う読後感を感じることができる。 読んでて心地いい小説だった。 心に残ったフレーズ「人を恨むとくたびれますもの」
読書状況:読み終わった
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中古本
- 感想投稿日 : 2020年10月22日
- 読了日 : 2017年10月21日
- 本棚登録日 : 2020年10月22日
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