目次を眺めていてなんだか不安になる感じだったが、
読んでみたらやっぱりアレな感じだった。
著者は一応脳の研究者のようであり、
本書で触れている知見にしても別にそんな明白な誤用だと感じる
ところがあるわけじゃない。
だが、いかにせん、なんでもかんでもiPadに結び付けようと
しているところで、構成に無理が生じており、
総花的でよくわからない本になっている。
まぁ、脳科学っていうワードがちょっと好きで、
新し物好き、くらいの読者がいれば、もしかしたら
何か得るところもあるかもしれないが、
私の感想としては、「何がしたいんでしょうか・・・」というところである。
だいたい、iPadじゃなくて、Androidタブレットでも
(今後出るであろう)Windowsタブレットでもいいと思うような
使い方ばかりだしなぁ・・・。
脳科学+ハヤリモノ商法の一端といわざるを得ないというか。
だったら最初から「脳」とか言わないで
「私のiPad活用提案」とでもしてくれたほうが
よっぽどすがすがしいのだが。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
脳/心理学
- 感想投稿日 : 2012年3月20日
- 読了日 : 2012年3月20日
- 本棚登録日 : 2012年3月20日
みんなの感想をみる