美しい文で、人間の弱さを鋭く描く。訳者の言う通りブランデスの言う、「いわば恋愛の全閲歴を叙述している、」本に違いない。誰がアドルフの罪を、エレノールの罪を責めることができようか。
人間の恋、利己主義、弱さはそういったものである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
外国小説
- 感想投稿日 : 2012年2月15日
- 読了日 : 2012年2月15日
- 本棚登録日 : 2012年2月15日
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