仕事道楽 新版――スタジオジブリの現場 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店 (2014年5月21日発売)
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感想 : 53
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宮崎駿、高畑勲というたぐいまれなる独特の才能を
コミュニケーションし、コントロールする鈴木敏夫。
自然体で やりたいことだけを やるという。
仕事が道楽と言える 豊かさ。ゆとり。

三者の情熱がぶつかりあう。
尊敬していないと言いながら尊敬しあうような関係。
そんなジプリが 次々に 新しい作品を送り出す。
日本でも、めずらしいタイプの会社。
ディズニーとは、違った 日本テイストの会社。

それにしても 徳間社長のカリスマ的経営能力。
その豪快さと繊細さが、副産物として ジプリができたのだね。

今後のアニメーションでは
宮崎駿を 超えることもできないし、
高畑勲を 超えることもできないと思う。
一代の匠 というモノですね。

キャバクラから 千と千尋がうまれて来るとは。
いろんなところに行って インスピレーションが生まれる。
それをタネにして、拡げていく。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アニメ/マンガ
感想投稿日 : 2016年6月20日
読了日 : 2016年6月20日
本棚登録日 : 2016年6月20日

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