インベスターZ(2)

著者 :
  • コルク (2013年12月20日発売)
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感想 : 24
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株式の基本を説明していく。利食いと損キリと塩漬け。基本的には損キリの方がよい。なぜなら、資金を運用できるからだ。塩漬けすると運用できない。
株は入口にあらず、出口にあり。
株式において、勉強するとは過去の株を学ぶことではない。過去の実績は役に立たない。とにかく、過去は忘れる。いかにその会社が問題解決しているかだ。
主将は、ファンドマネージャー。パチンコ株とゲーム株は連動している。
レストランにおいて、在庫管理がしっかりしているシェフは、確実に儲ける。冷蔵庫がきれいに整頓されている。単品で売る飲食店は、在庫管理がしやすいので、利益を生みやすい。
主将は、財前孝史にいう「君は金を掘りに行くのか?」金を掘ったやつで、金持ちになったものはいない。スコップ、ジーンズ、食堂、居酒屋、鉄道というのが儲かった。その周辺をよくみることが必要だと諭す。カルフォルニアのゴールドラッシュで、鉄道を作ったスタンフォードが儲かった。彼は、スタンフォード大学を作った。
円安で儲けた株より、損したボロ株が、円高になると勝つ。ボロ株に宝があるという。
株の初心者にも良くわかるストーリーになっている。さすが、三田紀房である。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: アニメ/マンガ
感想投稿日 : 2022年8月14日
読了日 : 2022年8月14日
本棚登録日 : 2022年8月14日

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