世界でいちばん淋しい遊園地

著者 :
  • KADOKAWA (2006年12月1日発売)
3.14
  • (7)
  • (11)
  • (36)
  • (8)
  • (4)
本棚登録 : 124
感想 : 27
3

戦前戦後と人々を楽しませてきた遊園地が、不況で閉園することになった。

遊園地での思い出とともに引き寄せられてくる人たちのそれぞれの思い。

夢を書いた紙と再会、同時に名前も知らなかった女の子との記憶。
マンネリ化に飽きてきたカップルが結婚を決めた観覧車のなか。
職場から見えた遊園地と当時近くにいた女の子。
バツイチ子持ちがかつて着ぐるみだった元恋人との再会。
ろくな生活じゃない今と、昔の悪さと女。

遊園地に住む管理人の半生。
うさぎの着ぐるみに懐かしんだ過去の挫折と希望。
心に残った事件の傷跡と夫との関係。
病室で薄らぐ意識と遊園地で過ごした子供時代。

うさぎ着ぐるみの男とバツイチ子持ちの女は元恋人で
女の父は病気で入院中で
父は朦朧とする意識で子どもの姿で閉園する遊園地を彷徨うんだけど
男と女は連絡先を交換しないで別れたのに
なんで最後電話してんの?

突然病気の父の幼少時代出てきて
最後がちょっと無理矢理感)^o^(

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2015
感想投稿日 : 2015年5月8日
読了日 : 2015年5月6日
本棚登録日 : 2015年5月8日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする