健康不安社会を生きる (岩波新書 新赤版 1211)

著者 :
  • 岩波書店 (2009年10月21日発売)
3.44
  • (1)
  • (9)
  • (5)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 47
感想 : 9
4

[ 内容 ]
誰もが抱える健康不安を背景に、「健康ブーム」を衰えを見せない。
ことに、手間暇を掛けずに健康効果、痩身効果が望める―とうたう手法を求める風潮が強い。
効率化を求め、慌ただしく動く現代社会の影を映す鏡ではないだろうか。
識者へのインタビューを通し、ブームの底にあるものを見裾え、「健康とは何か」を問い直す。

[ 目次 ]
第1章 健康不安社会(からだへの不安;健康は個人の責任か;健康権とは何か)
第2章 健康情報とつきあう(フードファディズム;「情報」にどう向き合うか;ニセ科学への対応;「健康言説」の世界)
第3章 健康づくりの光と影(民間療法の社会学;「メタボ」への疑問;「運動器」の痛みとつきあう;運動とのかかわり)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 岩波新書
感想投稿日 : 2011年5月21日
読了日 : 2011年5月21日
本棚登録日 : 2011年5月21日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする